60%~70%程度ぐらいまでは、誰が作っても同じようなクオリティに作れるが、残りの30%の仕上げ部分に関しては、個人のセンス、能力に差が出るっと言った感じ

とりあえず、生産性という部分では、日本は完全に遅れをとっている感じ、印象を僕は受けました。

逆に創造性と言う部分では、日本のアーティストの職人肌的な仕事は十分に通用すると思います。 ただ海外のアーティストはそういった考え方はせずに、効率的に簡単にできるところはすべて簡単に仕上げて、残りの30%あたりを、デザイナーのセンスや想像力にゆだねる程度な感じで、日本のアーティストのように0から最後まで作り上げる必要性を感じていないように思います。 細かいと所も職人的に作り上げるのは、日本人の良いところでもありますが、悪いところでもあります。 なぜなら、そうする事で生産性が著しく低下するからです。

生産性と創造性というのは相反する物なのかもしれませんが、生産性を重視してもすばらしいものが作れるなら、僕はそれに越した事はないと思います。楽して良いものが作れれば万々歳です。 僕が感じたのは、僕のいるプロダクションに関しては60%~70%程度ぐらいまでは、誰が作っても同じようなクオリティに作れるようなワークフローが確立されています。ただ、その分効率化されているため仕事としては面白みに大きくかけます。 残りの30%の仕上げ部分に関しては、個人のセンス、能力に差が出るっと言った感じでしょうか?

逆に日本の場合は、すべてにおいてアーティスト任せな部分が多く、作るアーティストによって大きなクオリティの差になってしまうため、クオリティの高いものにあわせる為には、足りない部分をマンパワー(人の力、残業、徹夜作業)などで補わなければならないという点にあると思います。 また、そのアーティストがいなくなると同じクオリティを出せないと言うのは、日本の致命的な欠陥だと思いました。

引用元:https://quote-over100notes-jp.tumblr.com/post/662080375718297600