能力を高めることはみんなのために繋がる

学習する前に考えておくべき6つのこと

  1. 根拠がなくとも自信を持つ。
    初めて取り組むことに対して失敗はつきものです。しかし、そんな失敗を気にして不安に駆られながら取り組むとそれだけで一歩一歩が遅くなります。そもそも失敗する確率は、同じことを繰り返すことでしか発生割合を低減することができません。そんな失敗を恐れる心はボトルネックにこそなれどプラスには働きません。失敗を恐れる心は、羞恥心からうまれます。そんな羞恥心は自分を低く見られないための偽装に過ぎませんし、そんな羞恥心を満たしても単なる自己満足しか得られません。根拠がなくとも自信を持ち、その自信を真実で満たすために努力をすることこそが学習を実りあるものにするために必要なことなのです。
  2. 自分と他人を比較しない。
    比較することは周囲の状況と相対的な『関係』を知るといった意味はありますが、その関係は直接的に自分の成長に影響を与えるものではありません。むしろ、比較することで発生する優越感は怠慢を生み、劣等感は嫉妬を生みますので、学習の阻害要因になる可能性の方が高いくらいです。優越感や劣等感で自分を覆い隠すのは全く意味がありません。学習の効果を上げるためには真摯に自分と向き合うことしかありません。自分の短所を直視して是正し、長所に努力を重ねることです。比較するなら過去、現在、未来の自分自身と行うべきなのです。
  3. 難易度を調整する。
    易しすぎれば飽きますし、難しすぎれば諦めなければなりません。難易も度が過ぎれば自分にとってよい学習効果を挙げられません。ちょうど良い負荷を継続的にかけていくことが学習効果をあげるために重要なことなのです。常に自分にとって最適なの負荷を与えることはそう難しいことではありません。問題自体の難しさを変えることはもちろんのこと、制限や縛りを用いて難度を変化させることもできます。むしろ課題になるのは、そんなちょうど良い付加を継続的に引き受けることで、息苦しさを感じ続けなければならないことを受け入れるための心理的な要素の方に問題があります。
  4. 瞬発力を鍛える。
    一番難しいのは重い腰を上げることです。物理的にも動き出すまでに大きなモーメントがかかりますので学習をするときの大きなボトルネックになります。動かないことは疑いと恐怖を生み出します。そんな、どうにもならない迷いも瞬発力があれば、一気に断ち切ることができます。現状に縛られてチャレンジできないのは勿体ないことです。体力的にもそうですが精神的に動きはじめることで見えてくるものは段々と増えてきます。その課題を一つ一つ乗り越えていくことで信頼と勇気を生まれてきます。つまり力を注ぐべきは今を断ち切る瞬間力なのです。
  5. 慣性力を利用する。
    事が一旦動き始めればどのようなものにも慣性力が働きます。慣性力を失わせるものは『意図的に事を止めるための力』と『抵抗になる力』の2つがあります。なにか大きな理由があり意図的にやめなければならない理由がある場合は仕方ありませんが、基本的に抵抗になる力が慣性力を失わせる大きな要因です。つまり抵抗になるものをゼロにすることができれば慣性力で前進しつづけることができるのです。そんな抵抗になる要因を一つ一つ取り除いていくことが学習効率を上げる方法です。
  6. 能力を高めることはみんなのために繋がる。
    知識は無限に存在します。学習に始まりはありますが終わりはありません。そんな、学習を追求することは自分のためであることはもちろんのこと、誰かのためにすることもできます。というより誰かのために能力を高めることこそが学習効果を最大にしてくれます。家族のため、故郷のため、日本のため、世界のため。それが学習の理由になったなら学習に限度はなくなります。

明日死ぬつもりで生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい。マハトマ・ガンジー

引用元:http://gkojax-text.tumblr.com/post/165546497162