レッテル思考とは、人や物事の内実や実態を、ひとつひとつ自分自身で確認しなくても判断できると思い込んでいる思考形態。

レッテル思考とは、人・物事に対して自分が貼ったレッテル、あるいは他者によって貼られたレッテルだけで、人・物事に対する評価・判断を決めてしまう思考。人や物事の内実や実態を、ひとつひとつ自分自身で確認しなくても判断できると思い込んでいる思考形態。

ひとつひとつ個別の内容を具体的に検討していないので、実態にそぐわない判断となることが多く、様々な問題を引き起こすことが多い。この思考形態をしている者は自分がそのような思考をしているとの自覚が無いことも多いだけに問題は根深く、レッテル思考をする者の行動は、人権問題や社会問題の原因ともなりうる。

レッテルを貼る者の中には、最初から悪意でニセのレッテルを貼る(=デマを流す)者もいるので、他者が貼ったレッテルを鵜呑みにする傾向のある者は、本人の自覚は無いまま共犯者となってしまう場合がある。

政治の世界等では、国民・市民を意図的にレッテル思考へと誘導することで世論を操作するようなことをする者も多い。(プロパガンダも参照)

類義語として「カテゴリ思考」という言葉もある。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB#.E3.83.AC.E3.83.83.E3.83.86.E3.83.AB.E8.B2.BC.E3.82.8A