〇昨今、心に残ったひとこと。
「中国が言っていることは、10のうち8つまでは正しい。だが、残りの2つについても間違いがない、と言い張るから、8つの部分も怪しく思われてしまう」
――広報の鉄則であります。みずからの無謬性を主張することは、大きなコストを伴うことが少なくありません。
「魔女狩りが始まっているときに大事なことは、それを止めることではなく、まず自分が魔女に間違えられないことである」
――大人の知恵というものは、ときに残酷に響くことがあります。とはいえ、命あっての物種であります。
「人の上に立つ人は知性がなくてもかまわない。ただし他人の知性への敬意がないとさすがに困る」
――誰とは言いませんけれども、結構いろんな場所で「あるある」ではないかと。
「1970年代のカンボジアでは200万人が死んだ。それでもフン・センはポル・ポト派をある程度不問に付した。ところが今はミャンマーの200人の死者が許されない」
――映画『キリング・フィールド』の時代は、そんなに遠い昔のことではありませぬ。これって進歩なんでしょうか?
引用元:http://tameike.net/diary/jun21.htm