失業保険や生活保護では生活費は得られてもスキルは身につかない

つまり、給与だけではなく「仕事をする機会」「仕事のスキルを身につける機会」「経験を積む機会」が将来の社会を支える若者に与えられておらず、今後20年もたてばビジネス社会からいなくなってしまう中高年にそれらの機会が独占されていることに危機感を持っている人達が、意見Aの人達です。

また、意見Aでは「給与は仕事の成果に基づく報酬」ですから、労働者がスキルや経験を積むことで初めて給与は上昇するのであり、より高い報酬が必要になる年代になるまでに仕事を通してそういったスキルや経験を積むことが、労働者にとっても重要だと考えています。

なので若年者失業問題は「社会福祉では解決できない」問題なのです。なぜなら失業保険や生活保護では生活費は得られてもスキルは身につかないのですから。

引用元:https://chikirin.hatenablog.com/entries/2008/12/11