ただ、他人が世話をしてくれる、気にかけてくれるのは、若いあいだだけだ。歳をとるごとに他人は世話を焼いてくれなくなる。しかも、自分の側でも目新しい物事に出会う機会は減る一方だから、やりたいことや欲しいものに出会う確率はどんどん減っていく。そうなったときに、自分から積極的にやりたいこと、欲しいものを見つける力をもっていない人はつらいだろう。先にも書いたとおり、それでは他人が欲するもの、やりたいことをつくっていくことができず、ビジネスに貢献できないからだ。若いときなら育ててどうにかしようと気にかけてくれる人も、ある程度、歳をとった相手にはなかなかそういう手間もかけてくれない。
そうなる前に、普段からやりたいことをやりたいと主張しておくことが大事だ。社内で、そして、会社の外の世界に対して。
引用元:http://gitanez.seesaa.net/article/130060222.html