日本代表監督の休息
「床について枕に頭をつけたら、考えごとをしてはいけない。」
同じく指導者である、父からの言葉だそうです。
「これから悩み事や考えることがいろいろ増えるはずだ。」
「だけど、床について枕に頭をつけたら、考えごとをしてはいけない。」
「考えるなら、イスに座って電気をつけて考えなさい」
WBC日本代表、巨人でも監督を務める原監督への、父からのアドバイスだそうです。
「なぜ?」と原監督が聞き返すと、父は優しく答えてくれた。
「枕に頭をつけた時は、寝る時だ。」
同じ指導者になってから、父からのアドバイスは、この一度だけだそうです。
「畜生!と思うと、なかなか寝付けない。」
「それで、おやじの言葉を思い出した。」
「電気をつけて座ると、実は大したことを考えていないんですよ。」
「寝た状態だと、ネガティブになってしまう。」
今でも、教訓にしているとのことです。
監督・コーチが暗い顔をしていたら、いいメッセージを発することは出来ない。
ハーフタイムや、試合の後、選手とミーティングがありますよね。
その表情すらも、コーチはコントロールする意識を持つべき。
このアドバイスは、オンとオフとを上手に切り替えるための、コツなのでしょう。
長年、指導者として培った、技術の一つとも言えますね。
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「電気をつけて座ると、実は大したことを考えていないんですよ。」
「寝た状態だと、ネガティブになってしまう。」
引用元:https://quote-over100notes-jp.tumblr.com/post/693029652327022592