私の知る限り、「明らかに仕事をしている」ような状態を8時間も続けられる業種は、そのことごとくが機械化できます。
もちろん、機械化して効率が良いかどうかは別問題です。機械は仕事を教える(プログラミングする、金型を作る、 etc.)段階のオーバーヘッドがものすごくでかくて時間がかかるので、仕様がどんどん変化する世界では機械化しても使える時期が殆どなく、投資対効果は ボロボロだったりします。
そのため、こういう仕事では 機械の代わりに人間を使う と言うこともよくあります。そういう世界では、確かに「真面目に仕事をしている」とは、機械に相対して、ずーっとキーを打っているとか、ねじ回しを回しているとか、そんな感じでしょう。
そういうのは「生産性が高い」とは言わない。
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この新人君は、まだ「仕事」の内容が単純・単調な場合と、複雑な場合の区別がつかないのだと思いますね。単純な問題はことごとく機械に押し付ける人が最も優秀な人だと言うことを知らない。
特に難しい問題を解く場合、次のような手順を取るのが最短です。
まず問題を把握するために、資料等をひっくり返しまくり、読みまくる。頭の中に必要な情報を全部入れる
1時間ぐらい情報をこねくり回して、頭の中にすでにある答を応用するだけでどうにかならないか考える
新しい、関連する情報がどこかに落ちていないか、図書館等で調べる
ど うにもならなくなったら、一旦頭の中で問題を落ち着かせるために、雑談等今まで使ってきた部位を使わないような事を行う。この状態の時は back ground job では問題を解き続けているので、別の集中力を要する仕事や危険な仕事…運転とか…はやってはいけない。ほぼ100%間違えたり事故ったりする。最適なのは 雑談で、内容がくだらなければくだらないほど良い
これでもだめなら布団をかぶって寝る。なぜか夢のなかで問題が解決される
この手の問題を解かなくては行けなくなったのに、何時間も真面目な顔をしてうんうん唸っている奴は、大抵「下手な考え休むに似たり」な状態にしかありません。
引用元:https://quote-over100notes-jp.tumblr.com/post/642041455989456897