「Num Lock」を強制的にオンにして起動 – 日経トレンディネット

一般的に、パスワードには記号の他に数字を混ぜておくことが望ましいと言われる。数字を入力するとき、自然にテンキーに指が動くユーザーは少なくないはずだ。しかし、BIOSで起動時に「Num Lock」オフになっているような設定では、Windowsログオン時のパスワード入力がうまくいかないで困ることがある。BIOSで設定するのも手だが、Windowsのシステム側でログオン時に強制的に「Num Lock」をオンにする設定にすることもできる。今回はこれを紹介しよう。

スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」を選び、「regedit」と入力してレジストリエディタを起動する。次の順で「Keyboard」というキーまでたどる。

HKEY_USERS→.DEFAULT→Control Panel→Keyboard

右側に「InitialKeyboardIndicators」という値が表示されるので、これをダブルクリックして「文字列の編集」ダイアログボックスを開く。「値のデータ」が「0」になっているのでこれを半角の「2」に書き換えて「OK」ボタンをクリックする。

これにより、Windowsのログオン時には、強制的に「Num Lock」がオンになるので、テンキーを使った数字の入力が可能になる。

「Num Lock」の動作は、通常コンピュータのBIOSで変更するが、Windows XPではOS側で「Num Lock」の動作を制御できる。BIOSの設定で、「Num Lock」をオフにしている場合は、上記の設定で、Windowsのログオン時だけ「Num Lock」がオンになる。また、BIOSの設定で「Num Lock」をオートにしている場合、前回のWindows終了時に「Num Lock」をオフにしてあっても、Windowsのログオン時に一時的に「Num Lock」がオンになる。

レジストリエディタを起動して、HKEY_USERS→.DEFAULT→Control Panel→Keyboardと移動。「InitialKeyboardIndicators」ダブルクリックする

「文字列の編集」ダイアログボックスの「値のデータ」を半角の「2」に書き換えて「OK」ボタンをクリックする

引用元:https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/winxp/20021219/103196/