何でも分け合うこと
ペアプログラミングでは一つのものを二人が作り上げます。 片方がプログラムを書き、相方がレビューを続けます。 「お前の設計が間違っているからダメなんだ」という発想をしてはいけません。 二人で一つなので、「我々が失敗をしてしまった」とか「一緒に全部のバグを潰した」という発想で取り組まなくてはなりません。
ずるをしないこと
ペアプログラミングでは片方がキーボード入力をしている様子を相方が見ながらレビューを続けます。 ペアプログラミングでは、片方がコードを書くことに集中している間に相方が「もっと良い方法はないだろうか」と思考をめぐらせる事ができます。 ただ、キーボード入力をする側のスキルが高すぎる場合、レビューを行っている側が取り残されてしまう可能性があります。 レビュー側がやる気を失わないようにする必要があります。
使ったものは必ず元の場所に戻すこと
人間はある特定の事を考え続けると、脳がそれを真実として信じてしまうそうです。 自分がダメなプログラマだと思っていたら、そのうち脳もそう思ってしまいます。 このような後ろ向きの人が含まれるペアの効率は悪くなってしまいます。
ただ、人間はそのような否定的な考えを元のあるべき場所に戻すこともできます。 「意識の外(考えない)」です。
なお「私は超絶プログラマで相方はカスだ」という考えも同様にダメです。
ちらかしたら自分で後片付けをすること
ペアプログラミングでは、肩越しにバグの後片付けを発見して手伝ってくれる人がいます。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと
一人で作業を行ったときの作業は必ず二人で見直しましょう。
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい
ペアプログラミングは非常に疲れるので、適度に休憩をはさむのが良いでしょう。
釣り合いの取れた生活をすること。毎日、少し勉強をし、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと
他のエンジニアとのコミュニケーションは釣り合いの取れた生活に必要な要素です。 質問をすれば、多くのプログラマは一人で作業をする事を好むと答えると思われます。 しかし、実際には他のプログラマとの会話により発想が拡がります。
毎日必ず昼寝(もしくは一緒に働く事からの休憩)をすること
互いに監視され続けるのは非常に疲れます。 1日の10~50%の時間は一人で作業を続けるのも良いでしょう。
表に出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること
二人で一つなので、相手のミスを責めたりせずに協調して作業をしましょう。
「不思議だな」と思う気持ちを大切にすること
そして、二つの脳みそが同時に活動することの威力を発揮しましょう。 二人の脳みそは別々の常識で構成されているため、思想の範囲が拡大します。 そのため、1+1は2以上になります。
引用元:http://www.geekpage.jp/blog/?id=2007/4/10