いまテレビを見ていたら、ある日本人の元サッカー選手が「言葉だけであんなに怒るなんてありえない」みたいなことをいい、番組が「いろいろストレスがたまってたんでしょうか」みたいなノリになってしまった。
とんでもありません!!!!!
日本人のみなさん、よーーーーく聞いてください! 日本語には、その一言だけで、相手をものすごく侮辱する恐ろしい言葉はありません。日本語には存在しないんです。私はよくフランス人の特に若い男性に、冗談で下品な言葉を「これって日本語でどういうの」と聞かれる事がありますが、訳がないのです。私が知らないのではなく、存在しないんです。かなり下品な言葉程度ですらそうです。ましてや、一言で相手をおとしめて侮辱する言葉なんて、日本語にはないんです。どんなに向こうが聞いてくるすごく下品で侮蔑的な言葉を翻訳しても「このやろう」とか「くそ野郎」とか「お×××野郎」程度になってしまう。この程度の下品さじゃないんです。しかもこれらの言葉は下品だけど、侮蔑的で相手に屈辱を与えるかというと、そんなことはない。日本語にはそういう言葉がないのです。このことを忘れてはいけないです。
引用元:https://saolienpaca.blog.ss-blog.jp/2006-07-12