決定権を持つというのは、決定してもいいという意味ではない。決定しなければならないという意味だ。それをしないのは職務怠慢、キツくいえば職務放棄である。つまり、グダグダと判断を先延ばしにした結果失注した場合、決定権を持つ人間はその責任を負わなければならない。ホウレンソウというのは、決して判断を保留して誰かにその責務を押し付けることではない。たとえば、経営者が従業員に権限を与えないなら、経営者がすべてを判断しその責務を負えばいい。従業員は経営者に決定を迫ればいいだけだ。その体制に経営者自身が無理を感じれば、適宜権限は委譲されるはずである。
引用元:https://gkojay.tumblr.com/post/660860823108009984