ブレークスルーになるひらめきは、 ベッドのなかでうとうとしてるとき(休眠中)、入浴中、散歩中などのだらけているとき起きやすい

がんばらないことの積極的な価値を自覚するべきだ。 例えば病気で高熱があるときにがんばって登校する必要はない。 がんばるべきでないときに、がんばるのは間違っている。 上を目指すということは今の自分の実力では背伸びしていることだ。 ある程度必要なのは上記の通りだが、 いつも背伸びしていては疲れてしまう。 1歩前進したら半歩ぐうたらするようなことで良い。 背伸びして無理やり達した1歩のギャップを、半歩のぐうたらでなじませる意味もある。 ゆるゆるーっと、ほんわかと。 背伸びして獲得した技術でも半日同じことをだらだら繰り返せば、 「分かってみればたいしたことないなあ」となるだろう。 何かを始めたばかりのとき、熟練者について「こんなややこいしいことが、 どうしてあんなすらすらできるのだろう。すごいなあ」などと思ったりすることがあるが、 熟練者はややこしいことをいちいち意識していない。 入門者が悩むような細かいことを全部いちいち意識していては、 かえって大変だ。そんなことベテランでもしないし、できない。 だから入門者がすごいなあと思うイメージとは違う。 最初よく考えて慎重にやることが、考えずにだらだらできるようになってこそだ。 ぐうたらの効用はそれだけではない。 ブレークスルーになるひらめきは、 ベッドのなかでうとうとしてるとき(休眠中)、入浴中、散歩中などのだらけているとき起きやすい。 その問題の内部で決まった手順で考えるのをやめて別のことをしているとき、 だらけた脳がその問題をいつもと違うてきとーな角度からボーっと見ることが鍵となるのだろう。

引用元:https://gkojay.tumblr.com/post/665923802138640384