研究室で気をつけたい論理飛躍集。キャリアバイアス、多数派エビデンス、抽象的言葉の一意解釈。

  • N= 1の一般化
    N数が少ない状態でそれを一般化して真理ににしてしまう(例:お茶は全て茶色い)
  • キャリアバイアス
    社会的地位・業績なので意見を盲信してしまう(例:偉い人が言うから正しい)
  • 多数派エビデンス
    主張数の多さで正しさを判断してしまう(例:みんなが言っているから正しい)
  • 一般論の盲信
    一般的に言われていることを例外のない真理としてしまう(例:教科書に書いてあることに間違いはない)
  • 状況証拠の理解不足
    バイオ実験など状況証拠の一つを直接証拠と認識してしまう(例:qPCRだけで発現を証明できる)
  • 抽象的言葉の一意解釈
    具体性のない言葉をある一つの何かに解釈してしまう(例:あのことを言っているに違いない!)
  • ない証明は困難
    ない証明のための網羅的調査の難しさを理解していないパターン(例:〇〇よりいいものは存在しない)
  • 傾向の永続化
    限定された期間のある傾向を永遠に続くと思ってしまう(例:身長は伸び続けてるので10年後には5メートル)
  • 対ヒト短絡的推論
    ヒトの傾向を見抜けたつもりになりその傾向にそう結論ばかりだす(例:〇〇がやったに違いない)

引用元:https://twitter.com/RBfjZAalPMuvB1f/status/1568927633077055488