実際、大空翼本人も「本当は俺より松山くんのほうがキャプテンに向いている」と、自身のマネジメント力の欠如を認めています

たとえば、有名な「ボールは友だち」なる名言。この指導によって、翼は部下に対して、コンクリートを砕く強烈シュートに顔面を投げ出させるような自己犠牲を強います。これは友情を職場に持ち込む公私混同マネジメント。また「取られたら取り返せばいいんだ」と部下を叱咤する場面には、取られた原因を分析する視点はまったくなく、ただ闇雲に失着を補おうと部下に負担を強い、過酷な労働環境を助長する向きが感じられます。

そのほかにも垣間見えるブラックなマネジメント術。
「1人が退場しても、残った10人ひとりひとりがいつもより1.1倍頑張れば、10人で1人分できるんだ」(←人員不足を負担増で埋める)
「でもサッカーは10秒あれば1点取れるんだ」(←無茶な納期の設定)
「やっぱり1試合10ゴール10アシストは無理だったか」(←無謀なノルマ設定)
「遊びなんかじゃない!サッカーは俺の夢だ」(←やたらと夢を強調)
「この試合で俺は死んだってかまわない!」(←労災)
「おれは中沢早苗が好きだ」(←相手の同意の有無はともかく、職場の上下関係から性的関係に発展)

実際、大空翼本人も「本当は俺より松山くんのほうがキャプテンに向いている」と、自身のマネジメント力の欠如を認めています。

引用元:http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52847795.html