家族~仲が良くても悪くても、ないよりはあった方がいい。先立たれたりすると一気に人生がツラいものになります

<12月5日>(金)

〇ふと考えたこと。幸福な老後に必要なものは何だろう?

①健康~これが失われたら、それこそ「死んだ方がマシ」になってしまう。ご同輩、気をつけましょうね。

②家族~仲が良くても悪くても、ないよりはあった方がいい。先立たれたりすると一気に人生がツラいものになります。

③仕事~収入を伴わなくてもいいから、自分の「居場所」があった方がいい。「社会参加」がなくなると、人は急に老け込んでしまいます。

④貯金~ゼロだと困ります。ただし金額が多過ぎると、無用な心労を招くこともあります。「頃合い」が難しい。

⑤友人~大勢でなくてもいいから、できれば古い友人をいつまでもキープしておきたいものです。これまた、先立たれるとツラいです。

⑥評判~名誉や勲章などはさておいて、周囲から「そんなに悪くない評価」を持たれていることも、高齢者が生きていく上では重要な要素となります。

⑦思い出~仕事上の武勇伝もよし、子育てなどほのぼの系もよし、趣味の自慢も大アリですよね。これだけは、けっして他人に奪われることがありません。

〇「俺は7つ全部揃っているぞ!」などという人がいるとしても、そんなことを自慢しちゃあいけません。時の流れとともにひとつ、またひとつと失われていくのが、この世の中というものであります。

〇いろんなものを失っていく中で、「これだけはけっしてなくならない」と思っている⑦の思い出も、本人がボケてしまったらお終いとなってしまう(それはそれで幸せなことなのかもしれない)。ともあれ、最後は必ずゼロになる。そうして帳尻が合う。運命に抗ってはいけません。

〇なんでそんな話を思いついたかと言うと、すいません、理由はもう忘れてしまいました。ともあれ、上記の七つを大事にすることが、よりよく生きることに直結しているように思います。お金とか健康とか、それだけを切り離して論じることは、あまり生産的ではないような気がするなあ。

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